最近季節はすっかり冬の気配でしたが、昨日(11月30日)はオーバーを着ているとちょっと汗ばむ気候でした。
そんな中、紅葉の季節真っ只中の京都へ足を運びました。
紅葉鑑賞と洒落込みたかったのですが、10年程前に三千院でバス待ち3時間、すし詰めがトラウマになっているのでそれはパス。ちょっともったいない気もしたけど…。
町を歩いているとちょっとした装飾のお寺に…
上を見上げても小粋な意匠がちらり。
京都は当てもなく歩き回る町だと思っているので住みたいとは思った事はないですが、奈良に住んでいた時はならまちには住みたいなぁとは思っていたんですけど。京都はごちゃごちゃと詰め込まれた神社仏閣や観光客の印象があって、智恵子抄じゃないけど空がない気がして。外国人が町家を粋に住んでるのを見るとちょっと心動かされたりするんですけどね。
さて昨日は
印籠の専門店・御河屋さんから印籠の木地をお送りして頂いたのでそれに合う組紐を買いに京都へと足を運んだわけです。
印籠の専門店・御河屋さんの店主様が御病気との事、早く治癒されてまた素晴らしい手仕事を届けて欲しいと思います。
木地観てると漆塗りたくなります。本で読んだ知識しかないのでかぶれて嫌になるのが落ちでしょうが、漆も一通り勉強しても損はないですからね。
根付と印籠の木地に合う組紐をインターネットの通販で買おうと色々と探していたのですが、実際の色や太さ等が分からないので京都へと買出しに来たわけです。
阪急電車の河原町駅からそれほど遠くない伊藤組紐店さんです。
写真ではちょっと分かりにくいですが、4色あります。
お店の方に色々と質問させていただいて印籠をぶら下げる紐の長さや種類等を教えて頂き大変勉強になりました。
印籠木地、組紐は後日ちょっとした物を造ろうと思っているのでそれのための材料集めです。でもこれだけ集めると着物を着て根付と印籠提げてみたくなります。
昔は修学旅行の学生相手の店だらけだったのが和物を扱うお店増えましたね。スカジャンwなんかもカッコいいのがあったのですが値札を見て逃げました。
せっかくなのでいつも小銭をポケットでじゃらじゃらさせていたので買いました。カエルグッズがまた増えましたw
そういえば清宗根付館の秋の展示があったよなぁとインターネットで検索すると、今日まで(11月30日)でしたので観に行く事にしました。
うん、皆さんいい仕事してますね。負けないようがんばらないと。また、私よりも若い世代の根付師の仕事も多数あり。焦ってもしょうがないし地道にコツコツと…
しかし膨大な量のコレクションですよね。現代根付の大多数がここに集まっている感じです。
職人のドキュメントを観るのが好きなので図録よりDVDを購入。
…
…どこかで見た様な質感…
…DVD-Rでした。館内で流れていたのを観ただけでまだ全部は観ていないのでアレなんですが、こういういい内容のものは売れると思うのでちゃんとプレスした方がいいんじゃないかなと。
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