2011年5月31日火曜日

彫刻刀を研ぐ

現在持っている彫刻刀の1/5くらいですかね。取り合えず使うやつだけ研ごうと思っていたんですが、気になりだすと止まりません。必要以上に研いでしまいました。まぁいつか使うんだからいいかと思いますが。
さてこれから切れ味がビシっとなった彫刻刀で彫るぞ~。

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2011年5月29日日曜日

ニコイチの理由…

「次はこれ造ってみましょうか」
Y師匠から手渡された直径40mm程度の球体の朝熊黄楊2個と上記の白黒コピー…
「あちゃー」正直これで造るんかいなと思い、資料を探しましたよ。
この雲竜裏面がいくら探しても見つからないんですよね。
「もう…」そう思いながら造り始めたのが数年前w
白黒コピーの顔の迫力がもうひとつ伝わりにくかったので、別冊太陽「印籠と根付」の瓢中龍の顔左右反転させてそれを合体させ、裏面は俺だったらこうする俺様バージョンのイメージです(この別冊太陽、新刊で買ったんだけど、気がつけばほとんど自炊できる状態ですw)。
色々と細かい所見ていると龍の爪が三本だったり、なるほどと思える箇所が至る所にちりばめられています。
…本物見たらすごいんだろうな、そう思いつつ鱗が面倒臭くなったので(金魚で開眼しましたがw)放置する事数年。
身の回りで色々あったので根付教室も2年近く足を向けていませんが、なんとか作り上げてもう一度再入門です。

…もう一個の球体は金魚になりました。

追記…この白黒コピーの龍、口を閉じてるというよりは下顎が折れているような気がするのですが。口が開いているともっと迫力がでると思いますし、微妙な空間の空き具合ですよね、顔の下。と言う理由をこじつけて瓢中龍の顔を組み込んでいます。

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2011年5月27日金曜日

蔵出し…


さて次は…放置されて大分経ってしまった豊昌の写し…ニコイチの続きです。
…だって鱗彫るの面倒だったからw
写真は難しいですね、龍の顔がデカくなっています。もうちょっと引いて撮らないとダメだな。

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丸鼠

2011年
38×36×37mm
縞黒檀、青黒檀、鹿角

…取り合えず完成です。
 定番中の定番の仕上げですが。いかがでしょうか?
 これはこれでいい意匠ですが、鼠の身体のフワフワした感じっていうのがなくってあんまり好きな仕上げじゃないんですよね、本当は。個人的には高村光雲が好きで、ああいう仕上げが好きなんですよね。老猿とかちょと硬さがありますがああいう毛並みの流れ方と、根付のこういう毛彫りの真ん中みたいな所を着地点にした彫りを次に動物造る時は目指してみたいですね。
 写真に撮ると客観視できますね。耳の高さが左右違うや。

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2011年5月25日水曜日

山場?まだワインディングロードの入り口だが…

いい感じに仕上がってきました。
……
無限地獄にはまってしまい、もう一度象嵌やり直し…
左右対称って簡単なようでなかなか難しい。

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2011年5月23日月曜日

山場を迎えました。

 最初に眼を青黒檀(業界wでは真黒と言う)を象嵌して表情を整えていましたが、なんだか表情が見えにくいなぁと思い、前歯を鹿角で象嵌してみました。
 この丸鼠は伊勢の初代正直の物を下敷きに作っているのですが、普通は丸鼠は前歯と言うか口元はこんな風に表現されてはいないんですね…まぁ表情が出てきたのでよしとします。
 しかし眼の印象が思い描く物と違うので微調整です。

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2011年5月21日土曜日

黄楊で製作なんて言いながら、黄楊の作品がありませんでしたね。

これが事実上の処女作みたいなものですかねぇ。
「阿吽阿吽」朝熊黄楊(Y師匠から譲り受けた30年以上乾燥されたものです)、夜光貝、ヘゴ
上記に書いたように乾燥されてから時間がずいぶんと経っているので、夜叉五倍子で煮沸せず筆で塗りました(それでもひび割れないかはらはらとしました)。
後ろ姿です。もう半分ムキになってうろこを彫っています。
そして銘と紐通しの穴です。
銘を入れたのは初めてです。なかなか上手には彫れていませんが、次はこれよりももっとすごい物を…そう考えながら鼠を光らせています。
私自身の勉強にもなりますので、批評大歓迎です。よろしくお願い致します。

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2011年5月20日金曜日

今こんな感じです

 一般的に知られている丸鼠の髭は掘り込んであるのですが、縞黒檀だと全く見えなくなってしまうので浮かし彫りをしています。
それでこれが小口になった背中。縞模様が出て欲しかったんだけどな。
家でハムスターを飼っていまして、今は三代目のチェコスロバキアからきたパール種なんだけど、二代目がグレーのハムだったんです。色は違うのですが、その印象で造っているんだけど。
やすりも1000番台に突入してしこしこ磨いています。黒檀は硬くて艶がなんともいえないいい艶になるんですが、黄楊とは違って導管が結構目立ちます。まぁこれは毛彫りしたらほとんど気にはならなくなりますが。

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2011年5月18日水曜日

ブログの最初からですが…仕上げ真っ最中

定番の丸鼠を製作、仕上げ磨き真っ最中。
縞黒檀で製作してるので、黄楊で造る物とは微妙に違う意匠にしています。
早い事終わらせて次の意匠の根付を造りたいんだけど、縞黒檀に手こずっています。

…まさか木口が真っ黒(薄っすらと縞は見えますが)になるなんて…商品にはなりませんね…

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