2011年5月29日日曜日

ニコイチの理由…

「次はこれ造ってみましょうか」
Y師匠から手渡された直径40mm程度の球体の朝熊黄楊2個と上記の白黒コピー…
「あちゃー」正直これで造るんかいなと思い、資料を探しましたよ。
この雲竜裏面がいくら探しても見つからないんですよね。
「もう…」そう思いながら造り始めたのが数年前w
白黒コピーの顔の迫力がもうひとつ伝わりにくかったので、別冊太陽「印籠と根付」の瓢中龍の顔左右反転させてそれを合体させ、裏面は俺だったらこうする俺様バージョンのイメージです(この別冊太陽、新刊で買ったんだけど、気がつけばほとんど自炊できる状態ですw)。
色々と細かい所見ていると龍の爪が三本だったり、なるほどと思える箇所が至る所にちりばめられています。
…本物見たらすごいんだろうな、そう思いつつ鱗が面倒臭くなったので(金魚で開眼しましたがw)放置する事数年。
身の回りで色々あったので根付教室も2年近く足を向けていませんが、なんとか作り上げてもう一度再入門です。

…もう一個の球体は金魚になりました。

追記…この白黒コピーの龍、口を閉じてるというよりは下顎が折れているような気がするのですが。口が開いているともっと迫力がでると思いますし、微妙な空間の空き具合ですよね、顔の下。と言う理由をこじつけて瓢中龍の顔を組み込んでいます。

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