昨日小林良一さんから展覧会のダイレクトメールを送って頂きました。
大学の先輩で(僕が入学したときは既に卒業されていましたが)、アルバイト先で親切にして頂いたのがお付き合いの始まりです。
作品はカラーフィールドペインティングというのでしょうか、150号くらいの大画面で彩度の高い色彩の地と図の複雑な形態が入り混じり、単調に見えながら決してそうならないような筆もしくはペインティングナイフの使われ方、マチエールなどがまた小林さんのお人柄とは違い、大画面に包まれると言うよりは逆で、突き放されていくと言うような印象の作品を造られていましたが、今回頂いたダイレクトメールの作品は中間色と線(これも色面というのでしょうか)が出てきてちょっとイメージを膨らませる絵に進化されたみたいですね。
多分渋い声で首に巻いたタオルで汗を拭きながら「違うんだよ、フフフ…」なんて言われそうですがw
大学校外で最初にお話させて頂いた作家さんが小林さんだったと思います。
お酒を飲むと真剣に絵の話や現代美術(当時僕も目指していましたからねぇ…)を熱く語ったかと思うと、○○な話に大脱線して馬鹿笑いしたり…。
今でも八王子美術のバックヤードで「早く終わらせてアトリエに行きたいんだ」オーラを出しながら版画の額をカットしてる姿と、アトリエにお邪魔した時の真剣な表情が忘れる事が出来ません。
そういえば小林さんの作品、東京国立近代美術館であった「現代美術への視点-絵画、唯一なるもの展」にて数枚そこへ作品が所蔵されましたよね。今も常設で展示されてるのかな?その時の梱包が凄いんだよって自慢されていましたねw
お勧めの作家さんです。ぜひとも行かれた方はご感想を僕にもお教え下さい(時間とお金無くていけません、スミマセン小林さん)。
会場:hino gallery
会期:2011年7月11日(月)~7月30日(土)
時間:11:00~19:00(日・祝休廊)土曜日は17:00まで開廊
東京都中央区入船2-4-3マスダビル1F
小林さんも好きだなぁw
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