2012年7月10日火曜日

男旅

というわけで、7月7日~8日まで「父と子のチャレンジ一泊体験」というのが県立こどもの館主催でありまして、兵庫県立いえしま自然体験センターという所へ行ってきました。  前日まで低気圧で大雨、当日朝になっても警報が出ている状況で、さてどうなることやらと心配しましたが、朝6時に連絡をすると「決行」ということで、「男だなぁ、県立こどもの館!」と思いながら空を見上げ、一路姫路へ・・・。  電車のトラブルがあり、集合時間に少し遅刻をしながら姫路港へ着きました。  気がつくと空は薄曇りへと変わりつつあり、気持ちはチャレンジ一泊体験へと盛り上がってきました。

 定期航路「高福ライナー」という名前はカッコいい船に乗りまして30分強、無人島や僕が名前の知らない人の住む島をくぐり抜け、目的の島、家島へと着きました。
 到着したのはいいのですが、この歳になると山道はツラいですね。元気な子供が僕の横を駆け抜けて行きます。沢蟹を観察したり、野生の木の実(名前を失念しました)をほおばりながら30分程かけて自然体験センターへと、その頃にはすっかり空は晴れ渡り7月の太陽が照り始めて、汗をかきながら到着。
 この日は七夕でしたので早速短冊に願い事を書いて笹へ・・・宝くじ一等をお願いしました(^人^)・・・

 昼食を取ると早速プログラム開始です。「いえしまの海で遊ぼう」・・・子供は泳ぐのが嫌いなので強制的に釣りですw。
 昔から釣りは憧れていて、安物のセットの一式は持っているのですが鯵のサビキ釣りしかした事がないので、全くの初心者です。友達のカメラマン村上君が心の師匠ですw
 さて釣りと言ってもここでは原始的なセット、竹竿に釣り糸を垂らしたものです。それにイシゴカイ?を釣り針につけてスタート。周りを見るとこの虫にビビってるお父さん発見w 子供にそんな姿見せたらいけないぜ。
 結論から言うと、入れ食い状態です。

 僕が釣り糸を垂らす前に子供が次から次へと釣り上げました。写真のふぐから石鯛の小さいのやら名前のわからないのまで3時間余りで10匹近く釣り上げました。帰ってから子供が僕の両親に報告したのは「お父さんは1匹しか釣れなかった」との事。あのね、君の釣り針に餌を付けるのと、釣り上げた魚を針から外すのに戸惑って、釣り糸を垂らす時間がなかったんだよ・・・
 夕刻になり、4組の父子で釜に火を灯しお約束のバーベキュー。釣り上げた魚を子供達とさばいてそれも網の上へ。
 その後お風呂へと。女の子も参加していたのですが基本は男の子が多数を占めていました、が、何故か女の子が大浴場。男達は中浴場。おっさんと子供の芋の子洗いです。
 イベントはまだまだ続き、天体観測で織姫さんと牽牛さんの星を探し1年で1回でも逢えるのは羨ましいなぁとちょっぴり嫉妬したり、さそり座を見つけたり・・・海に眼をやって、夜光虫を光らせたり、ムラサキウニがうじゃうじゃいるのを見て、密猟したいなぁと不謹慎な事を考えたりw

 イベントてんこ盛りの初日は同室になったおっさんのいびきに包まれて夜が更けていきました。
 朝食を取ると早速イベント開始です。ペアになった親子と4人でカヌーです。転覆しそうなイメージが湧いたのでカメラは怖くて持てません。が、心配は無用でした、カヌーは無事に砂浜へ帰着しました。
 あっという間にすべてのプログラムが終了。昼食を食べると睡魔が・・・。嫌ですねぇ、歳をとるのは・・・。
 

 行きとは違い、帰りはだらだらと山道を上り下り。子供たちは奇声を上げながら走り回っています、その元気、僕にもくれよw
 
 この旅行とは言わずあえて「旅」、子供がぼちぼち思春期や反抗期に入りはじめる年頃ですが、心の距離を近づけるいい「旅」でしたね。


 普段は不健康に家に引きこもり気味ですが、見事に焼けました。手のポーズはちょっと前にツイッターで見た手のポーズ、こんなの簡単にできるんだけど・・・


※引き続き絵画モデルさんを募集してますのでよろしくお願いいたします。

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