2011年6月3日金曜日

歌川国芳展

写楽を観に行けなかったからというわけではないのですが
歌川国芳を観に行ってきました。
国芳と言う事でお出迎えですw

予想以上の面白さでしたね。
浮世絵を舐めていました。限られた版や和紙のなかであれほどの世界が広がっているなんて。
展覧会は基本的には流してから気になった物を観る見方だったんですが、3時間以上会場で最初から最後まで眼福にあずかりました。面倒くさがらずに前期も行っておけばよかったですね。
版下絵が数枚展示されていましたが、さすが筆ネイティブはすごいですね。脱帽です。緩急際立つ筆捌き。自分もちょっと筆で何かを描く練習をしないとなぁと思い知らされました。また版木も残されていたようで、彫りの緻密さ、やっぱり日本の浮世絵は技術仕上がり共に世界トップクラスですね。あれだけの仕事をこなしながら、名前は残っていない…彫りの職人の技術はすごいもんです(刷り上っていらなくなった版木が火鉢になるなんて…贅沢な火鉢です)。
ちょっと前の家の水槽ですw
赤金とおたまじゃくしを一緒に飼っていました(今は変態したのが増えてきたので別水槽)。国芳といえば猫が有名ですが、僕は金魚のシリーズも楽しく好きですね。
絵葉書をかったらこんな所にw

追記、大阪市立美術館二階でカザールコレクションが展示されていて、それもまたすばらしい根付や印籠の展示でした。先日は東京いいなとか書きましたが、やっぱり関西も捨てたモンじゃないですね。京都奈良の神社仏閣、彫りに悩んだら答えが電車に乗って観に行けるんですから。

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